春日井ボンのボンかすLIFE

春日井ボンのボンかすALONE

日本人バヤニストの生活と日々

またね!うちの子

うちの子(マイカー)の廃車の日。朝9時半ごろレッカー車が来た。最後の雪かきを終えようとしていた時だった。予定より少し早いご到着だ。マンションのホールにあるテーブルで簡単な説明を受けて書面にサインなどした。かつての廃車の時にはなんの書面も書かなかったが、法律が変わったのだろうか。それとも引き取りも込みだから書く必要があるのかはよく分からない。大体廃車する時は急な感じであって、多少はどうなってもいいやという感情がある。動かないと引き取りは出来ないと言われて焦った。バッテリーが上がってるだけならいいけど電気系統の問題で走れないんじゃないかと思っていたから、自走できなくても引き取れるという前提で頼んだんだけどな。不安だったが業者さんが持ってきたでかいバッテリーを繋ぐと、スイスイと動きだした。それを上のべランダから見ていて、半年近く動かず駐車場でじっとしていたうちの子との最後の別れは一瞬だった。廃車が終わった。ずっとしなくちゃと思って半年近くほっといたことがようやく終わった。うちの子の車体があった場所には、冬なのに下の地面が見えている。それを見るたびに少し悲しい気分になる。

 

心に穴が開いたような気分だけど、少し気が軽くもなる。これで自動車事故を起こす可能性はゼロになった。人をはねたり死なせたりする可能性もゼロ。毎月払ってた駐車場代もかからない。生活はよりシンプルになった。春からは自転車生活だ。連れの弟がくれるはずの自転車にうちの子が転生してくれるだろう。

 

いろんな思い出が胸の中にある。連れと付き合いだして次の月にうちの子を買った。一番遠くまで行ったのは帯広かな。ここで思い出話は書かないけど、うちの家族にはいつまでも話題に上るだろう。さようなら、ありがとう、うちの子。最後までがんばってくれたね。また会える日を楽しみにしているよ。またね!