僕が楽譜と接していたのは、中学から高校の6年間と、ロシアでバヤン弾いてた頃と、27歳から30歳の3年間だけだ。今は楽譜に残していない。仮に渡されても初見では弾けないだろう。右手はともかく両手となるとさらに絶対に無理。
中学から高校は吹奏楽部にいたからだけど、27歳からの3年間はDTMをやっていたから。色んなソフトがあるだろうけど、僕のは楽譜に音符をちまちま貼り付けてEditするやつだったから、久しぶりに楽譜に触れることになった。そういう編集方法だから、本当に口だけじゃなく一音一音にこだわりがあった。だって貼り付けるんだもんな。
いまは自作曲しか演奏しないし、自作曲の作曲段階でのメモもスマホに録音するから楽譜にわざわざ取ってない。最悪、忘れても音を聞けば思い出すことができる。20年前にバヤンで歌モノを作っていた頃はそうじゃなかった。もちろん当時だってラジカセに録音することはできたけど、出先では無理だ。仕事中にメロディーが浮かんだって録音できないから、たしかに紙の切れ端に五線譜を書いて残したりしていたな。
たぶんそういう切れ端が無数にどっかのダンボール箱の中にあるはずだ。暇なときに見てみよう。思わぬ掘り出し物があったりして……。