春日井ボンのボンかすLIFE

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日本人バヤニストの生活と日々

歯医者に通う (14)

下の前歯の抜歯したところに仮の歯が入った。裏面…というか舌がある内側がツルっとした平面になっているものの、前面は普通の差し歯に見れる。そしていよいよ次回、本物の差し歯が入りますよ、とのこと。ところが今日の治療で隣の差し歯が予定外で抜けてしまった。つまり一時的に下の前歯が2本なかったことになるが、僕は見ていないし、口の中の感覚だと隙間が1本分なのか2本分なのかはよく分からない。さぞかし間の抜けた面持ちだったに違いない。抜けた差し歯はもちろん、そのままきれいにして接着し直してもらったのだが、そこも治療しようと思ってたから差し歯が入ったら次やりましょう!と先生は言った。いつも明るく声をかけてもらえるのが救いだが、やれやれ、なかなか終わりませんな。すべて自分の不摂生のせいである。

 

差し歯の色って選べるんだろうか?次回だから言うなら今日だけど言いにくいなぁと思ってたらちゃんと事前に訊いてくれた。「ほかの歯に合わずに違和感あってもいいから一番白い歯でお願いします!」と答えたら「あぁはい、じゃぁ一番白いのにしますね~」と返してくれた。よかった。

 

歯が全部あるのって素晴らしい。仮歯であっても差し歯であっても素晴らしいのだ。食事したらすぐ分かる。そうだ、これが正常なんだ。これまでもよくないなりに歯は欠けなくあって痛いところもなかったけど、僕自身が本当は良くないと悟っていたかのように、無意識にある部分を庇うような不自然な食べ方が癖になっていた。いまは治療で悪いところはないんだと信じられるから、思い切り強く噛み砕くことだって出来る(今週は仮歯だから例外だが)。精神的にもちょっとだけ健康になれた気がする。