春日井ボンのボンかすLIFE

春日井ボンのボンかすALONE

日本人バヤニストの生活と日々

ギミック

新曲は、ほんの少しのギミックを足しただけでびっくりするほど曲全体の雰囲気というか印象が統一されて、完成度が高まった。もう、これで完成でいいだろう。

 

音楽のギミックは音楽の歴史の中で誰かがどこかで編み出したものや発見したもので、僕や僕の世代で作り出したものじゃない。もっと言えば文化そのもので、人類の歴史遺産だ。「現代、作曲される音楽というのはすべて過去の何かのアレンジに過ぎない」という説もある。僕がそこでそのギミックを使うのはそうした音楽を聴いてきたことの結果出てきたものに過ぎない。作っているのではなく作らされている、というのはそういう意味か。僕とバヤンとある種の波長×歴史の結果が僕が作る楽曲だという訳だ。それでもいいし、そうじゃなくてもいい。