運指の調整をした。トレブル（右側ボタン）も同じ音で演奏の失敗を下げるべく多少変えて、ベースボタンも繋がりを考慮して指のジャンプを少なくした。これで一応は冒頭から最後の一音まで通して練習することができる。
歌モノのDTMをやっていた頃をふと思い出す。僕は作曲ソフト上のデジタル譜面におたまじゃくしをマウスに一つ一つ打ち込んで作っていたが、まさしく音符一つ一つに存在理由を感じていた。なぜなら音の長さや強さで次の展開が変わるし曲が変わるから…。もちろんそれは作者の計算であって聴く側が同じように受け取ってくれる訳ではない。しかしそれでも曲の1コーラス目と2コーラス目は決してコピペではないものなのだ。楽器の独奏というスタイルに変わってもその気持ちは変わらない。
