春日井ボンのボンかすLIFE

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バヤニストの独り言

やけどの跡

ステーキを焼いていて、高熱になったフライパン用の蓋の縁が腕に触れて、やけどになった。割とヒリヒリするので氷を当てていたが、数時間経つと跡が出来た。

 

僕には手首の外側あたり(手の甲の根元より少し身体側)にやけどの跡がある。赤ん坊のころ親が誤って熱いお湯をかけてしまったのが原因らしい。そのことで何度か母親に謝罪の言葉をかけられたが、色白でもないから目立ちもせず、もちろん痛むなどの後遺症もないので、普段は忘れているし、親に対してこのことで何かを思ったこともない。やけど跡の「柄」はまるでウサギのシルエットのように両耳が伸びていた。若いころは自分で自己紹介ネタにしていたが、いまやもうウサギには見えない。周りと同化して境界は曖昧になり、なんとなくランダムに色黒な肌になったようにしか見えない。中途半端な日焼けみたいな。

 

今日新しく出来たやけど跡はいつまで「もつ」だろうか。名誉の負傷でもなく、忘れがたき想いを伴う怪我でもない。だけどこのアクシデントは生きていることを感じさせた。逆に言えばやけど跡で生を感じるぐらい日々生きている実感がないということでもあろう。ふと、これが意図的な跡であれば、それはタトゥーに通じるのではないだろうかと感じた。