春日井ボンのボンかすLIFE

春日井ボンのボンかすALONE

日本人バヤニストの生活と日々

努力とは言えるがそれさえも

二、三年に一度やることで、知人の名前をググってみると、大学生だった頃に付き合いのあった同級生が「その世界」で出世していた。なんと、学術書を出版していた(共著だが)。数年前にググった時には大学で働いていたはずだが(教員ではない)、今ではそれに加えて別の場所でも能力を発揮しているようだ。

 

なんだか笑ってしまった。大学を卒業したでは僕と学歴は同じであった。つまり大したことない学歴だった。それなのに今や学術的な世界で着々と実績を上げていた。数年前は違ったが、その本の著者紹介によると最終学歴も有名な国立大学の大学院になっていた。実家も豊かではなかったはずだ。どれだけの苦労があっただろうか。いや、本人にとってはそれは苦労ではないのかも知れない。努力とは言えるがそれさえも努力と思っていなかったかも知れない。本当にその世界が好きだったんだと思う。もう会う機会もないが、そうかそうなんだなと妙に納得してしまう。

 

僕の生活は何も変わらない。ただ黙々とバヤンを弾くのだ。