春日井ボンのボンかすLIFE

春日井ボンのボンかすALONE

日本人バヤニストの生活と日々

30年ぶりの湯豆腐

昨日は食べすぎた。寝る前の体重がとうとう人生最高になってしまった。夜にケーキを食べたが、夕食で腹がふくれていて、あまり美味いとは思わなかった。楽しいティータイムではなく、典型的な寂しさを埋めるためだけの過食に陥ってしまった。もう何も食べたくないと思った。

 

もちろんそこから絶食するという訳ではないけど、ちゃんとしたごはんを食べたいという気持ちが減っている。しめた、こういう時にダイエットをすべきだ。明日からの昼食用にきんぴらごぼうを作り、少し摘まんだ。夕食は湯豆腐。たぶん30年ぶりぐらいだ。

 

高校を卒業するまでいた実家では湯豆腐を食べる習慣があったが、食べ盛りの高校生にとって湯豆腐は好ましいメニューではない。大学に入って一人暮らしするようになり、実家の食文化の継承として湯豆腐を何度か食べたが、やはり満足できなかった。やがて食べなくなり、それから30年が経った。厳密にはその後も一、二度は食べたことがあるかも知れないが、いつ食べたか分からないぐらいには食べていない。

 

小さい雪平鍋に注いだ水に昆布を30分ほど浸してから豆腐を入れて煮だってから1分ほど。ポン酢がなく、薬味は鰹節に少量の生姜にお醤油。あっ冷凍ネギもあったのに忘れたな。一口食べてその旨さに驚いた。なんと温かく染み入る味だろうか。とうとう湯豆腐を味わえる年齢になったのか。昨日作ったナムルと一緒に味わった。明日も食べたい。しばらく湯豆腐ブームが続きそうだ。ポン酢を買わないと。