春日井ボンのボンかすLIFE

春日井ボンのボンかすALONE

日本人バヤニストの生活と日々

魔の2小節

すでに出来ていた展開部分のフレーズを少し変えた。経過音を入れて本当にフレージングを変えただけなのに、この一か所で一気に曲の完成度が上がった。音が音楽になる瞬間とはこういうことだろう。だが指が動かず、ミスしやすい。あまりに弾けないので30分ぐらいこの2小節を繰り返し練習した。なんのために、という言葉が頭に浮かびそうになるが、人生の時間の使い方としては間違っていない。なぜ弾けないのだろう、と分解して考えたがよく分からなかった。何十回に一回、弾けたりするのでその時の感覚をできるだけ忘れないようにする。できたような気がしても2時間経って弾くと、また弾けなくなる。面白い。これだけ弾けないからには、何か意味があるのだろう。