春日井ボンのボンかすLIFE

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くだらんこだわり

あいつ

今朝見た夢の中で涙ぐんだ。

 

中学の1年と3年が同じクラスだった友人が出てきた。設定はどうも現在のようなのだがお互い(たぶん)少し若い姿だった。何十年ぶりに待ち合わせて再会したのではなく、用事があって行った先にたまたま彼がいた。すぐに気づき、中学の頃の思い出話に花が咲いた。

 

中学3年の時、僕らは何人かのグループで交換日記ならぬ「交換まんが」をやっていた。順番に2ページずつ一つのストーリーまんがを描いて話を続けていくのだ。誰かが描いた「新作」を朝みんなで読み「おー、そう来ましたか!」などとキャッキャと盛り上がっていた。…まぁ隠すまでもなく、今でいう完全な陰キャ集団という訳だ。仲間内ではよそ者には分からない合言葉や流行語のようなものがあったがあれはなんだったんだろうねぇ?と笑った後で、ふと僕が「外の世界に出るのが怖かったのかも知れないな」と言って、なぜだか涙ぐんでしまった。よく見ると彼も目頭を熱くさせていた。大した台詞ではないのだけれど、それは今の自分を振り返っているのだろうか?少なくとも今の視点で当時の自分を見ればそういう風に表現することもできるというだけなのだが、自分でそう言って心が妙に苦しかった。夢はその後少し経ったところで急に醒めた。相変わらず夢は変だ。

 

友人の名前も漢字も覚えている。何年かぶりに検索してみたが、どこにもいなかった。あいつは元気だろうか。一時期、毎日腐るほど話したのに、別々の高校に入るとそれ以来もう会うことはなかった。あいつも、僕が元気か思い出すことがあるだろうか。