春日井ボンのボンかすLIFE

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日本人バヤニストの生活と日々

2024年の重い腹痛 (2)

さて今朝はじめてのトイレ。やはりというか血●だった。というか水しか出ない。それに鮮血が混ざっているが昨日より量がレベルアップしていた。これはもう無視するべきではないか…と5分ほど悩んだうえで検査を受けたいと会社に休みを申し出た。有休消化してくれるということだった。神様がくれた休日パート3だが、病院に行くという大仕事がある。

 

シャワーを浴びて身体を整え、11時頃にいつもの総合病院に到着。検査する前から「虚血性腸炎らしき兆候」と先生に言われた。昨日の予想通り。ネットでも正しい情報はあるらしい。採血の後、大腸ポリープの時にも行った内視鏡検査センターで浣腸をされ数分我慢して出した内容物をチェックされるという医療行為を受けた。ちなみに前回も対応してくれた方だった。大規模な病院とは言えいつも同じ病院だと安心感はある。その後30分ほど待って、内視鏡検査を受けた。あれ?麻酔の話がない。麻酔なしなのか。痛いというよりも…下腹部に強い違和感のある時間が15分から20分ほど続く。かなり辛かった。時々話しかけられてもよく聞こえず「え?」と繰り返すこと数回。なかなかに辛い時間だった。まさに俎板の鯉。自分がまるで家畜のような、意識を持たない(持つことを許されない)単なる有機体になったように思った。

 

だがふと思ったのは、前回の大腸ポリープの時は前日から食を抜き、当日朝には下剤入りの水を2リットル飲むという苦行が必要だったのに今回は浣腸のみでOKというのはどういうことだろう。なぜ前回は2リットル必要だったのか。まぁ完璧を期すと2リットルの下剤になるのかな。

 

検査の後、先生より内視鏡の写真を見せられながら「虚血性腸炎の特徴と矛盾しない所見です」と言われた。本日取った組織で検査して、後日正式な診断を聞きに行く必要があり、6月の次の有休をあてた。来月は21日には(別の病院で)健康診断だという直前のタイミングで今日のこれはどうなのか。これから治癒に向かう時期での健康診断で便潜血で精密検査要と出たらまた内視鏡検査必要なの?これは次回、質問してみよう。自分の大腸内部の写真を見た訳だが、たしかにところどころ血が滲んでいる。それはともかく、大腸の壁じたいはフレッシュなピンク色なのでなかなかきれいだなと思った。生きているんだな、こんな僕でも。

 

さて治療方法は?と言うと、正直何もないそうだ。食事で固形物や揚げ物や刺激の強いものを避け、水分が多い柔らかいもの中心にすることだけ。「痛み止めのお薬は要らないですよね?」と先生に言われた。整腸剤で腹痛自体はほぼ消えているがモヤモヤは続いている。痛み止め出してくれと言ってもよかったが、早く帰りたい一心でまぁいいかと流してしまった。ポリープでもないから手術も必要ではなく、食べ物に気をつけて放置というか何もしない、それで治るんでしょうかね。逆に健康診断までに治るかどうかというところだな。

 

本日の医療費は社保3割負担で約12,000円。重い病気で治療費がどれぐらいかかるのかと考えると、これまで比較的健康にやってこれたのをありがたいと言うしかない。帰りに何か月かぶりのドーナツを買った。フレンチクルーラーなら柔らかいから、いいだろう。神様がくれた休日をゆっくり味わった。