春日井ボンのボンかすLIFE

春日井ボンのボンかすALONE

日本人バヤニストの生活と日々

信念の深淵

連れがひとりで自転車の旅に出て、僕は4連休の最終日を家で自分だけのために使った。考えなければいけないことを考える時間ができてうれしかった。新曲は名前がないまま、調整も終わって指慣らしの練習のみ。合間に過去の曲を編曲したりした。不思議な時間だと思う。もはやなんのためとかよく分からなくなった。ただ、自分の曲を遺さなくてはという信念に基づいての行動。なぜなら自分の曲は自分しか遺せないからだ。しかも全部遺る訳ではない。よき作品を遺すためにはたくさん作らなければいけない。

 

幼少時から楽器に触れ、死の間際まで音楽を奏でているという音楽家の人生は、よくぞそれほどの長い時間を捧げたものだと感服する。高校時代にバンドやったというのとはちょっと意味合いが違う。長ければ尊いという訳ではないけども長い時間にはそれだけの重みもあるだろう。