春日井ボンのボンかすLIFE

春日井ボンのボンかすALONE

バヤニストの独り言

ポップについて

ポップな曲と個性的な曲。どちらも魅力的で、どちらも必要かなと思う。

 

そんなことを書くのは、久しぶりにまた最近YESを聴いているから。毎度ながら70年代と80年代の作品が違いすぎて、大いに戸惑ったものだった。先輩に貸してもらった「こわれもの」の「Roundabout」で脳天をかち割られてYES人生が始まった身としては「ロンリーハート」は、それまで慣れ親しんだプログレ期の雰囲気がコーラスワーク以外にはどこにも感じられず、「プログレはもう終わったのか」「誰だろうこの声」などと落胆しつつも嫌いにはならず、結局どちらも大好きであれから30年以上も聴いているのだ。今になってトレヴァー・ラビンの偉大さがよく分かるよ。彼が居たからYESの新しい一面が見れたのだと。かと言って「Roundabout」や「Close to the Edge」なしのYESなんてYESじゃない!というのも正直な感覚。今なら「音楽性の幅広さ」なんていう言葉で片付けられるが、名のあるバンドだからこそ冒険であったろう。というかどの音楽家にとっても80年代は特殊な時代だったのかも知れない。ARWは最高。でもハウ爺がいないと寂しいし…

 

…と独り言を書いたけど、YESを通して思うことは…ポップは偉大。その少し先にある時代に合った曲なんて作ろうとして作れるものではない。他方、個性的な曲は絶対にアーティストの本分である。他人が絶対に作らないような曲を作った時、人は人間よりもっと偉大なものに感謝を捧げるに違いない。それこそが創造の価値だ。

 

要はポップであろうとなかろうと、リック・ウェイクマンが言うように「メロディが際立っていれば、インスピレーションを受ける」、それが音楽なのだろう。