寝室の模様替えの一環で、せっかく壁紙が変わったのだからカーテンを買い替えることにした。壁紙と同系色にするか差し色にするか迷った。差し色の方がおしゃれではあるが、考えた色のカーテンは遮光レベルが低かった。同系色の方は遮光レベル最高。色が暗いということではなく裏地が布ではなくシャカシャカした合成繊維っぽいものだった。
僕は朝起きるのは得意だが夜寝る時に暗くないとなかなか眠れない。電気器具の小さなLEDでも点いていると気になって眠れないのだ。その意味で遮光レベルが高いのはマストの選択点である。けどおしゃれ…と悩みつつ思った。おしゃれってなんだ。誰に見てもらう訳でもない一人暮らしでおしゃれってただの自己満足だ。それより機能だと気づいて、壁紙と同系色の方を選んだ。
帰って付けてみたらその遮光度合いにびっくりした。夏の真昼間でも閉じれば夜が訪れる。これはいい！しかも同系色だが素材感も違い少し輝度が低いのでちょうどいい。これこそおしゃれ。機能あってこそのおしゃれである。眠るのが楽しくなりそうだ。
