春日井ボンのボンかすLIFE

春日井ボンのボンかすALONE

日本人バヤニストの生活と日々

曲想を理解した時

思うところあり、未公開の新曲を少しアレンジし直した。が結局はたった2小節ほどの和声の変更に留まった。ただこれは曲想が理解できたからのことで、「とりあえず音を繋げて曲にする」というのを超えた段階に入ったことの証左である。だからたった2小節だろうが、曲の理解が自分にとって雲泥の差で上がったのだ。良いことだ。

 

僕は未熟なので作曲者自身でありながらその曲の曲想(その曲の音楽的なテーマ;何を訴え何を表現した曲なのか)を理解していないことがある。しかしずっと弾いていると、どこかで「あ、この音を表現したかったのか」と気づく。それに従い、曲想にそぐわない部分を適切に直してやる、そうすることで曲としてのまとまりを実現し、統一感を上げる。それが作曲なのだと思う。